カルシウムは、人の生体内には約1kgあり、その99%が骨や歯として存在している必須元素です。1日当たりの必要量は約500mgです。
妊娠期の女性はカルシウム吸収量が増加するため、普段よりカルシウムを追加して摂取する必要はないといわれています。
血液中のカルシウム濃度が不足すると、精神不安定に陥るといわれる場合がありますが、実際には血液中のカルシウム濃度が低下すると骨のカルシウムが溶け出すために、通常はほぼカルシウム濃度は一定に保たれるため、イライラが収まるというのは医学的に間違いであるといわれています。
本当のカルシウム不足は、骨粗鬆症を引き起こす危険があるのです。
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